【レビュー】言の葉の庭

こんばんは
けんけんです。(@takotako726

今日は久しぶりに映画関係。
この1本です。

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ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」で有名な新海誠さんの作品。

 

さて「言の葉の庭」についてですが、昨年の5月末公開の作品。
上映時間は46分間。作中には雨のシーンが多く、梅雨の時期に合わせての公開されたアニメーション映画です。
登場人物が少なく、作品の尺も短いのであらすじについては割愛します。あらすじを書いてるうちに全部書いてしまいそうなので。笑

昨晩、友人の家で見させてもらったのですが、見終わって思ったのは
「いい映画やなあ」
でした。いろいろ思うところはありましたが最初に出た言葉はこれでした。
タイトルと内容の関係だったり、主人公たちのその後だったり、EDで流れた曲のことだったりを考えましたが。
(曲っていうのは、秦基博さんがカバーした大江千里さんの楽曲「Rain」です)

今までの新海さんの作品は(といっても秒速しか見ていないんですが)正直、そんなに好きではありませんでした。
主人公があまりに煮え切らない性格だからです。笑
見たことがある方はわかると思いますが、秒速の主人公、貴樹(たかき)くんは本当に煮え切らない。幼なじみの記憶だけをずっと追いかけて、中学生、高校生、働き始めてもまだ引きずっているんです。それだけならまだしも彼は周りの人々(主に好意を持ってくれる女の子)を傷つけます。なのに自分は不幸だ、みたいな。だからあまり新海さんの作品は好きではなかった…。(たしかに映像は綺麗だけど…)

なんですが!そう!しかしながら!
この「言の葉の庭」はいい!すごく!
約45分の映画なので後半はかなり駆け足な展開だし、終わり方も人によっては気に入らないかもしれません。
でも主人公がうじうじしてない!自分の夢に向かって努力してるし、気持ちにもしっかりと向き合ってる!
なんというか清々しい奴なんです、主人公が。高校生だっていうのもまた清々しい…。

そして、ヒロインがかわいい!
これまじっす。まじ。大切なことなので2(ry
年齢こそ27ということで大人の女性なのですが、なんというか、守りたくなる。(←誰)
ベンチに腰掛けて、ビールも飲むし、チョコも食べる。なのに消えていきそうな儚さを感じるんです。
しかも、声がまたいい。有名な声優さんなんですがロリ系のキャラクターをよく演じる声優さんで、大人の女性を演じることは珍しいんです。でも、全然いい。むしろこの声以外考えられない。そのくらい惚れ惚れします。むしろ惚れた!

そして、新海さんの作品の特徴の1つでもある、映像美。これは期待を裏切らないことを約束しましょう。
木々や鳥、雨、映り込む人、建物、どれをとっても本当に美しい。これだけでも見る価値があると思います。

いろいろ書いては来ましたが、説明するよりも見たほうが絶対伝わると思います。作品自体も短いのでサクッと見れてしまします。久々に本気で人におすすめできるアニメ映画。

映画館で見たかったなあ。金麦買ってこよ。