※この記事はアベンジャーズ エンド・ゲーム(以下EG)についてのネタバレを含む記事となります。
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kenken726:I love you 3000…(泣)
まずタイトルの答え合わせ
1970年からキャップが持ち帰ったピム粒子はなぜ4本だったのか
これが答え。これに関して簡単に考察してみたいと思う。
なぜ1970年?
さてインフィニティ・ストーンを各時代から集めるべく2012年に向かったトニーとキャップ、ブルース、スコットだったが、スペース・ストーンの奪取に失敗。そこで、記憶を頼りにスペース・ストーンが確実に存在していた時代と場所を新たに探す必要が出てきたのだった。そこでトニーの父であるハワードが超人兵士計画を進めていたことを思い出し、トニー自身が生まれた年でもある1970年のニュージャージーに向かうことになったのだった。
ピム粒子とは?
スコットがアントマンになる前、初代アントマンとして活躍していた昆虫学者兼物理学者ハンク・ピムが1963年に発見した原子間距離を操作する亜原子粒子のこと。(亜原子粒子とは物理学や化学において原子よりも小さい粒子のこと。核子や原子などを構成する。)この発見により、アントマンの基本的な能力である、体を小さくしたり、大きくすることが可能となった。EGでも量子トンネルでタイムトラベルする際には、量子の世界に入ることができる程に極小化する必要があり、ピム粒子は必須のアイテムとなっている。(トニー複製できないの?とは思ったが。笑)
なぜ4本だったのか?
本記事の主題。1970年、さらりと描かれたキャップがピム博士の研究室からピム粒子を盗むシーンだが、このとき必要だったのはトニーとキャップが現代に戻るための2本分。余裕をみてもう1本持ち帰ったのかもしれないが、+2本となると少し多いような気もする。試験管立てのようなものに4本ずつ並べられていたからと言われればそれまでだが、このシーンで4本持ち帰ることに成功したからこそ、キャップがインフィニティ・ストーンを各時代に戻しにいくことできたし、そこからペギーとの約束を果たすために時間旅行を行うことができたはず。ラストシーンで年老いたキャップはそこにいたのは、スペース・ストーンを1970年に戻しに行った際に超人血清を発明したエイブラハム・アースキン博士から血清の無効化を依頼したのではないかと推測している。(元の歴史ではアースキン博士は研究所の爆破で亡くなっている。) ピム粒子を盗むタイミングでキャップがここまで考えていたのかは定かではないが、こうしたところにもなにか仕掛けられているのではないか、と考えてしまうのは、これまでのMCU作品が見事に私達を調教してきた功績と言えよう。笑
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