さてさて。
みなさん先々週?からスタートしたドラマ
をご存知でしょうか。
画像にも写っていますが竹野内豊さん演じるタクシードライバーが
様々な理由で過去に戻る客相手に事件に巻き込まれたりそうでなかったりする
ストーリーです。
今回紹介したいのは第4話。
勝地涼さん演じる今回の主人公が拾った宝くじで1億円に当選したものの、換金に間に合わずなんとか換金成功のために奔走するという流れの話。様々な障害を乗り越え、なんとか宝くじの換金に成功するかとおもいきや、彼には思いもよらない未来が待っていた。
ネタバレするとこのドラマの魅力が竹野内豊さんの顔面のみとなってしまう可能性があるのでやんわりと。ドラマのタイトルにもなっている「選択肢」過去に戻るたびに主人公たちは「前回はここを失敗したから次はこうしよう」という具合で別の選択肢を選ぶんです。今回の主人公はその結果、とんでもない未来に向かってしまう。
時間に間に合わない→拾うタイミングを早めよう→拾うことに執着しすぎて痴漢と間違われ失敗
時間に間に合わない→落ち着いて宝くじをゲット→間に合うかとおもいきや換金には印鑑が必要→昼間に帰ってきた旦那を怪しむ妻に捕まり失敗
時間に間に合わない→いろいろとうまくやって今度こそ完璧な流れ→?
とまあこんな感じです。過去に戻って選択を繰り返すことで主人公たちは大切なことに気づいたり、真実を知ることになったり。本人の意思とは関係なく、自らの下した判断による変化も自らが被るため狙った方向へ進めないことも。
紹介しようと思ったのは。
選択の与える影響、それが巡り巡って…
という点についてどこか伊坂幸太郎さんの作品のようだな、と感じたからです。
ちなみに伊坂幸太郎さんは好きな作家のひとり。
伊坂さんの場合、小説なので文章で伏線を張り、あとあとになって「そういうことか」と納得させる手法が有名だと思いますが、今回の第4話ではその伏線がカメラワーク。あとあとになって必要なシーン、人、出来事が映ってるんですよね。それが今回は面白かった。
最後に。
まだまだおもしろい話が続くと思いますので今クールのドラマでは意外とおすすめかも。ちなみに脚本は芸人のバカリズムが担当しているそうです。多彩だこと。
kenken726:よくみるとよくできたドラマ。