今週のお題「大人になったなと感じるとき」
今週のお題ということで書いてみる。
改めて考えると禅問答に近い言葉である「大人」
人によってその「大人」の定義は異なる。
例えば私にとっての「大人」は
様々な物事への新鮮な反応、興味を持たなくなること
なのではないかと感じている。
マイナスに聞こえるかもしれないが、そうでもないと思う。
“持たなくなる”のではなく、実際には“持てなくなる”に近いのかもしれない。
以前別の記事でも書いたが、所謂「大人」に近づいていくと仕事に家事、育児など考えて決断していかなければならない事柄が自然と増えていく。
それは珍しいことではなく、誰しもが通る道だと思うが、その過程で様々な事柄に対する新鮮な反応や、それに興味を持つことを削ぎ落としていってしまうのだと思う。
これが子供時代に感じていた「大人はなぜこれを知らないんだろう」という感覚の正体なのかもしれない。
子供が関心を寄せる対象は「大人」にとって、優先すべき事柄でないことの方が多いからだ。(これは子供を優先しないということではない)
良く捉えれば、雑多に向けていた関心や興味、労力を必要なポイントに注ぐことができるようになるからだとも言える。
年の功かもしれん。
人にもよるし、性格によるだろう。
人によって「大人」の捉え方は違う。
kenken726:大人ってなんだろね。