【ほっこり楽しめる】映画:青天の霹靂 感想・レビュー

  

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映画『青天の霹靂』見てまいりました。

映画自体もおもしろかったんですがなにより映画館が久々で楽しかったです。

やっぱり映画館いいですよね…
1,900円しなければ時間を惜しんで見に行くのに…

さて、映画の感想について順を追って書いていきます。

ネタバレはないので安心してください!

 

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1.ありがちな設定ながら作り込まれた面白さ

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まずはこれです。ネタバレは避けたいのでさらっとストーリーの説明を。

マジックバーで働く売れないマジシャンの晴夫(大泉洋)は自分が特別な存在ではなく普通の生活すら手に入れられない自分に嫌気がさしていた…。
そこで鳴る突然の携帯電話。電話の相手は近所の警察署。電話口の警察官は晴夫に告げる。
「お気の毒ですがお父様の正太郎さんが亡くなりました。」と。
父が発見された河川敷のガード下で、赤ん坊の頃の自分を抱き満面の笑顔でカメラを見つめる父の写真を見つけ、晴夫は泣きながら「親父、生きるって難しいな」そう一人呟いた。
次の瞬間、雷に打たれる晴夫。あまりの衝撃に気を失った晴夫が目を覚ますとそこは40年前の浅草なのだった…。

長くなってしまいましたが、“要は雷に打たれたことでタイムスリップしてしまう”わけです。まさに晴天の霹靂。雷とタイムスリップといえば僕の大好きな映画であるBTTFが浮かびますが、今回は人に直接雷が落ちるので少し違った印象でしょうか。

 

 

設定としてはよくあるタイムスリップものなんですが、過去で晴夫は両親(劇団ひとり柴咲コウ)に出会います。そして晴夫は自分の出生の秘密を知ることに。その過程で自らの運命を両親のせいにしていた晴夫が少しずつ変わっていきます。 

 

2.マジックという題材

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主人公の晴夫(大泉洋)、そして父である正太郎(劇団ひとり)の職業をマジシャンにしたところ。雷で消えるという描写、あくまで偽物を本物のように見せる技術、どちらも作品に欠かせないピースになっています。キャッチフレーズにもある「人生は奇劇だ。」監督である劇団ひとりが描きたかったのはまさにこれだったのかな、なんて。大泉さんのマジックシーンも意外と(失礼ですが)すごいです。水曜どうでしょうファンとしては真面目に演技されている大泉さんを見てるだけで既に面白いんですがね。笑

 

3.随所で感じる「笑い」の要素

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「笑い」という要素が様々散りばめられています。監督の劇団ひとりがお笑い芸人だからなのかは、定かではありませんが、上映中にくすっとくるシーンがいくつもありました。ハートフルなストーリーなのに笑いもある、無理矢理な感じも嫌味な感じもないのはすごく好感が持てるポイントでした。

 

4.まとめ

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今回は映画『青天の霹靂』について書いてみました。

今回は大泉洋柴咲コウという主演に引っ張られて見ましたが、結果的に傑作に出会うことができたと感じています。

俳優や監督、ロケ地など作品を見るきっかけは様々ありますが、そのきっかけをどれだけ増やせるかが傑作に出会う可能性を広げることに繋がるのだろうなと。

 

 

 

 

kenken916は…

たまには邦画もみますかね