今日見つけたニュース
皆さんご存知でしたでしょうか?
この記事よれば、実に200年ぶりに全く新しい青色が発見されたんだそうです。
その名も”YInMnブルー”とのこと。
技術の進歩はあれど、”完全な”新しい色素の発見は大変珍しく、いわゆる大発見に値するそう。
ふと浮かんだ”命名権”
こうした新たな発見があると、その発見者が命名することはなんとなく認識していましたが、今回の色に関しても発見者である、マス・サブラマニアン教授。
命名権(めいめいけん)は、人間や事物、施設、キャラクターなどに対して命名することができる権利である。1990年代後半以降、スポーツ、文化施設等の名称に企業名を付けることがビジネスとして確立した。また、科学の世界においても、新発見の元素や天体に対して発見者が、生物の学名は記載者が、それぞれ命名権を持つ慣習がある。日本では、特に施設命名権をネーミングライツ(Naming rights)と呼ぶことが多い。
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その名の通りですね。いちばん身近なところだと生まれた子供に両親が名前を付けるのも命名権行使のひとつ。
他にはどんなものに”命名権”?
色や子供のほかには以下のものにも命名権が発生するようです。
- 新元素
- 新惑星(小惑星のみ)
- 新生物
主に科学分野が該当するようです。
肝心の”YInMnブルー”って?
Y…イットリウム
In…インジウム
Mn…マンガン
の特殊な化合物であることからこのような名前になったようです。
また、三原色である赤、緑の波長は完全に吸収され、青の波長だけを反射する特殊性かつ、極めて安定した化合物であることから色があせることもなく、毒性もないそうです。
発見するタイミング
こうした歴史的な大きな発見には2つタイプがあると思っていて
- 熱心に研究を続けている中で生まれる
- たまたま副産物として生まれる
今回の発見は2のほうにあたるわけで。
結局、熱心にその分野を見つめ続けていればいつか出会える人もいれば、まったく意図しないタイミングで偶然遭遇する人もいる。
今回の件で言えば、きっと色についての研究を熱心に年中してる人からすれば嬉しい半面、自分が見つけたかった、と必ず思うはず。
でもそうした研究や発見はすでに決まっていたことなのかも、と私は思うたちでして。
かの松下幸之助さんも”人間90%は運命”と考えていたそうですし。
ただ話はこう続きます
”90%は運命で決まっている。だからほとんどは予め決まっているが、肝心な部分は人間に任せられているのではないか。だから努力しなくて良い、ということはない。努力したから必ず成功する、というわけでもない。でも成功するためには必ず努力が必要だ。”
これは言葉や言い回しを変えて、あちこちで言われていることですが、成功を収める人たちは須らく努力しているんでしょうね。