四月は君の嘘12話 感想

 
音楽と人との関係。
似て非なるものにも関わらず、人は音楽に人を感じる。
愛する人を。忘れたい人を。その声を聴くために。
 
 
酷なこと言ってるかしら
でも弾かなきゃ
ピアニストとして成長するために
お別れするために
(引用)
 
 
稚拙な言葉遣いも突然歌い出す演出もいい。
中学生ならではの制限がある楽しみも。
楽しいシーンなのに音楽を変えるだけで一気に雰囲気を変える手法も。
 
どれもありきたりで既出のものばかりだけどそれでも見るものを惹きつける魅力。
 
 
音が聞こえないってことは
聴覚的な音に束縛されないってことじゃないかな
音に束縛されない?
自分の中にいるイメージ
自分の奥底から沸き上がる音を
知らず知らずのうちに優先させているのよ
自分の中の音
心象風景
願いや想いを込めた音を
感じる瞬間はなかった?
音が聞こえなくなる
きっとそれは贈り物だよ。
贈り物?
目を閉じて
耳をふさいで
今は心のままに弾きなさい
あんたには十分技術がある
自分の中にある音
イメージする音をトレースできる技術
それはさきがあんたに残した思い出
(引用)
 
 
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意外とさくさく進んだような印象を受けました。
今回のガラコン欠席が物語のなかで大きなポイントとなります。
かをりの病気も。公生の恋も。
 
いつも感じることですが制作の方々がすごく頑張っていらっしゃる。
作画にも妥協ないように思えます。(あくまで素人目線)
2クールで原作と同様完結まで描かれるそうなので最後までしっかりと見たい作品ですね。