【息子が生まれて】世に蔓延る“イクメン”について思うこと

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※拾い物です

 

 

つい先日、息子が誕生しました。

プライベートな部分なので、細かくは割愛させて貰いますが、お腹を痛めて生んでくれた妻には感謝しかないです。ありがとう。

命がけだと頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に目の当たりにすると自分の無力さだったり、もっといろんなことを考えていたら、準備していたら、と様々なことが脳裏に浮かびました。もしこれから妊娠、出産を予定している旦那さんがいたら、どうか仕事以上に、事前に準備し、抜け漏れがないかを確認し、考えうるすべてに対応できるようにしておくことをおすすめします。それでもうまくいかないことばかりだと思いますので。

 

妻と息子が退院後、私自身も短いながら育児休暇中でして、日々おむつの交換だったり、お風呂に入れたり、げっぷをさせてみたり、この歳になって初体験の連続です。仕事とはまた違った“小さな人のお世話をする”という貴重な経験をさせてもらっていると実感しています。これもまたありがとう。(まだ数日の話ですが)

 

 

 

 

 

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同時に思ったことが幾つかあったりもして、よくいる“イクメン”を自称している旦那さん。この呼称については、性別役割分業意識など様々な分野、思想を加味しなければならないことは前提として、自称することはまずありえないのではないかと感じています。(重ねますがまだ数日の話)

ほら仕事でもよく言われるじゃないですか、「頑張ったかどうかが重要なのは新人のうちだけ」とか。あれって結局、本人が成果について評価を求めているのではなく、努力や頑張り、プロセスを評価してくれ、という話だと思うんですよ。勿論、右も左もわからない状態で成果を求められるのは難しい気もしますが、雇われている以上、そうも言ってられない部分もあったりして。学生であれば金銭を支払って勉強しているわけですが、働くようになれば金銭を受け取って、あるいは会社の看板を借りて、様々な経験を積んでいるわけで。言いたいのは、そのあたりの評価について自分で「できてる/できてない」を決めないほうが良いというはなし。

 

で、“イクメン”を自称している旦那さんの殆どは、誰か、少なくとも奥さんに認められて“イクメン”を自称しているわけではないと思うんですよ。自分で勝手に「できている」と思っている状態のほうが多いのではないかというわけ。冒頭、私が挙げたオムツだったり、ゲップだったり、沐浴だったり、この手の見えてる育児以外にもやることは本当に沢山ある。子供の世話に使ったタオルや服の洗濯は勿論、そのために必要な洗剤の準備。料理にしても献立決めから、スーパーのセールとの兼ね合いを踏まえた買い物、食べ終わればその食器洗いなど、育児も家事も見えてるものも多いが、見えていないものも多い。それら全ては基本的に誰がやってもいいわけで。何をもってして“イクメン”とするか、ここは難しいですが、少なくとも私も永遠になれないなと思いながら、今日も洗濯物を干すわけで。

 

そんなことを思いながら、毎日変わる我が子の様子を目にも、スマホにも、ビデオにも焼き付けているのであった。

 

kenken726:駄文を失礼。