【心理学入門】印象を良くする・あえて悪くする3つのコツとは

 

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自分の印象について悩む男性:よく第一印象が大切と言われるけど、どうすればよい印象を与えられるんだろう。仕事でも必要な要素だよな…。

 

こうした悩みを持つ方に向けた記事です。

解決のヒントになるかもしれません。

上記の男性は第一印象について悩んでいましたが、大きく“印象を良くする”というポイントで3つ心理学的な要素を組み込んだ3つのコツについて書いてみたいと思います。

 

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1.最初と最後のお辞儀を洗練して良い印象を残す

よく言われていることですが、人は物事を第一印象で判断する傾向が強くあります。そして最初に良くない印象を持ってしまうと、以降にそれを払拭するのはなかなか難しくなります。なぜなら、人は自分の感じた第一印象を正しいと思い込もうとするため、それを証明するための情報を選んでしまうのです。

このように第一印象がのちのちにまで強く残ってしまう効果のことを心理学用語で「初頭効果」といいます。

これに対して最後の情報や印象が強く残ることを「親近効果」といいます。

つまり人の印象に残りやすいのは最初と最後だということがわかります。

したがって、ビジネスにおいても、就職活動や合コンにおいても最初と最後のお辞儀が洗練されたものであれば、良い印象が残りやすいことに繋がります。

また、ビジネスシーンであれば、名刺の交換や挨拶にも同じことが言えます。

これらのことは誰でも当たり前に行っていることだと思いますが、それらが洗練されているかどうかは余り注意していないことが多いはずです。

 

2.アゴの角度を操って良い印象を与える

アゴの角度?と思った方もいらっしゃると思いますが、カナダのマギル大学で実験が行われた結果、アゴの角度が20度のときに快活で良い印象を持つことが判明しています。逆に30度で横柄な印象を持つことも同時にわかっています。

このことからちょっとした顔、それもアゴの角度ひとつでも相手に与える印象が大きく異なることがわかります。

好感度の高い人は、会話のときだけでなく、その他のとき、もっと言えば、見ず知らずの人にも良い印象を与えていることが多いはずです。

道をよく尋ねられる人とそうでない人がいるのは、こうした心理的効果も影響しています。

 

3.視線を操って思慮深い人物だと思わせる

人は相手が何を考えているか探るための方法を様々考え出しています。

そのひとつが相手の視線の行方によって、考えていることを想像する方法です。これは目の動きと脳の動きは連動しているという前提があって成り立つ方法です。基本的に人間は動かしている側と反対の脳を使っている為、右目であれば左脳を、左目であれば右脳を使っていることになります。

そして右脳では直感、映像、イラストなど創造的な働き、左脳では論理的な思考、物事の整理といった働きを司っています。左利きで創造的な活動をしている方が多いのはこのためとも言われています。

また心理学では「アイ・アクセシング・キュー」と呼ばれる理論が存在しています。それによれば、視線が上方であれば視覚的なイメージ、水平であれば聴覚的なイメージ、下方であれば内的対話や体感的なイメージ、話す側からみて右は未来のこと、左は過去のことを考えていると言われています。

こうした理論は商談やビジネスにおいて、意外と広く知られているため、右上を見て悩んでいるふりをすれば、よく考えている印象を、逆に左下を見て目を伏せれば、良い印象でないことを視線から悟らせることができるかもしれません。

 

4.まとめ

今回は印象を良くする・あえて悪くする3つのコツについて書いてみました。

前提として、こうした小手先のテクニックだけでなく、礼儀正しく、相手に対して真摯に応対が必要となりますが、頭に入れておくと使えるシーンが登場するかもしれません。

 

kenken726は…

特に1のコツに関しては注意しよう