【未鑑賞で絶対に読んではいけない】アベンジャーズ インフィニティー・ウォー 感想/考察

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なんということだろう。
長いこと様々な映画を見てきたが、こんな気分で映画館を出たのは初めての経験だった。
以下、ネタバレ含む感想を書いていきたいと思う。
何があっても鑑賞前に絶対に読まないで頂きたい。これは忠告ではなく願いだ。 
逆に観終わったあなたは是非ともご一読頂きたい。そして、あなたが感じたことを是非とも共有頂きたい。
 
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まずは冒頭のシーンでロキが本作のボスキャラ・サノスにあっさりと殺されるところでこの映画の本気を感じざるを得なかった。
ロキと言えば、ソーの弟であり、”悪戯の神”なわけだが、トム・ヒドルストンが演じたことで一躍人気を博し、今なおMCUシリーズに登場し続けている。
そのロキを、圧倒的な人気を誇るロキを…
開始数分、ものの数分であっさりと殺し、退場させる展開。さすがに驚きを隠せなかった。ロキについてはこちら。
 

ロキ (マーベル・コミック) - Wikipedia

 

 

この衝撃の展開の最中、宇宙船に同乗していたハルクがサノスに完膚なきまでに叩きのめされたところで、地球に向けて転送される。そしてその着地点はドクター・ストレンジが守るニューヨークのサンクタム・サンクトラムだった。場面が切り替わり、ウォーキングに精を出すトニーとペッパー。そこへ次元を切り開き、ドクター・ストレンジが現れ、「あなたの力を貸して欲しい」とトニーに協力を要請し、ペッパーに「ディナーまでには必ず戻るよ」と約束し、ストレンジと共に行くのだった。このあと、サノスの手下がニューヨークを襲撃し、そのまま宇宙船を追って宇宙へ行ってしまい、最終的に”片道切符の電車”に乗ってしまうため、結果的に、これがトニーとペッパーの最後となった。なんとも言い難い最後である。さて、トニーとストレンジは出会ってすぐにお互いをけなし合うほど、馬が合わないが、地球、いやニューヨークを守ることが目的となれば話は別、互いの頭脳、スーツ、そして魔術を使い、迎撃する姿は、これまでのシリーズを見てきたいちファンとしては、まさに興奮を覚えるシーンだった。更にシーンは変わり、腕の毛が逆立つのを感じ、宇宙船に気付くピーター・パーカーがスクールバスからトニーとストレンジが交戦中の現場に直行し、すんでのところでストレンジに助太刀する展開も憎い演出だ。トム・ホランドのスパイディは周知の通りのお喋り。下手をすればニューヨークが壊滅するかも、という状況でも、一気にコメディ感を作り出してくれる。まさに親愛なる隣人だ。

 

 

 

 

この調子だと頭からけつまでストーリを書いてしまいそうなため、かいつまんでいこう。続いて、ご機嫌なサウンドと共に”スターロード”ピーター・クィル率いるGotGの面々が登場。MCUという同じ畑といえど、アイアンマンやスパイダーマンとは明らかに違うポップスが流れ込んできた瞬間に、映画館にいた誰もが「あいつだ!」と喜びを噛み締めたに違いない。今回のインフィニティ・ウォー(以下IW)では登場するヒーローがあまりに多いため、このような形でそれぞれのヒーロー達が少しずつ登場していく。ここで気になったのが、各ヒーロー達の背景、キャラクター紹介が圧倒的に少ないことだろう。勿論、映画館にいる殆どの同志達はそんな説明など不要なほど彼らを愛していると思うが、そうでない人達も間違いなくいるはずだ。通常であれば、そうした人達も置いていかれないように、簡単にでも各キャラクターの説明シーンとなるようなものが入るのが、これまでのMCUシリーズの定石となりつつあったが、今回のIWに限ってはそれがほぼない。登場するやいなや、いきなり各々の能力を駆使し、全力なのである。これには様々な理由があるのだろうが、間違いなく言えるのは、「紹介などしている時間すら惜しい」という製作側の意図だろう。今回のIWは総勢20名以上のヒーロー達が登場する。その何れもがそれぞれ主役を張って映画一本作れるようなキャラクターばかりなのだから、その紹介を悠長にやっていたら上映時間がいくらあっても足りないのは当然のことなのである。そして製作陣がそう決断し、何とか纏め上げたIWの上映時間は約150分。紹介シーンがなくとも溢れんばかりの魅力はこの上映時間からも感じ取れる。

 

 

 

続いて、ヴィジョンとスカーレットウィッチことワンダが登場し、襲撃される彼らを助けるべくキャップ、そしてブラック・ウィドウ、ファルコンが登場する。この登場シーンも憎い。展開はこう。敵を迎撃しながら駅に逃げ込むヴィジョンとワンダだが、手負いということもあり、追い込まれてしまう。そこに通りかかる一本の電車。その隙間から見える黒く、大きな影、電車が通り過ぎるとそこには、少し長髪になったキャップが笑顔で待っていた。そこに加わるウィドウとファルコン。見事敵を蹴散らし、ここにシビルウォーでのチームが集結したのだった。一通り、ヒーローたちが揃い踏みしたところで、改めてその豪華絢爛さを感じた。MCUが10年という年月をかけて作り上げてきたオールスターが一同に会している。なんて贅沢な映画なのだろう。

 

さて、ここらで本作のボスキャラ・サノスについても少し語りたい。サノスは「全宇宙の生命半分を滅ぼすことで宇宙の均衡を取る」という目的のもと、6つのインフィニティ・ストーンを集めるキャラクター。そしてGotGガモーラの義理の父親でもある。いつの時代も魅力的な悪役は彼らなりの理想を掲げ、その理想の為に他を淘汰する。そのやり方は時に不条理でもあるが、彼らには彼らなりの正義があり、その行動には芯がある。サノスもそのうちの一人だ。彼のやり方が正解だとは思わないが、誰も手を打つことができないと思っている問題に対して、一人、立ち向かっている。そこには強い意志が必要となる。その背景には、エネルギー問題や食糧問題など、現代に置き換えても十二分に考えられるような話ではあるが、規模が違う。圧倒的な悪役には圧倒的な目的が必要なのである。さて、結果的にサノスはすべてのインフィニティ・ストーンを集めることに成功し、CMでもすでに情報が公開されている”指パッチン”で全宇宙の生命半分を滅ぼすことに成功してしまう。全宇宙の支配や権力を求めるのではなく、あくまで、”宇宙の均衡”を求めるサノス。その願いが叶ったとき、アベンジャーズのメンバーも何人かは消滅してしまう。このシーンは本当に辛い気持ちになった。これまでのシリーズでスクリーンいっぱいに夢を見せ続けてくれたヒーロー達があまりにもあっけなく塵になっていく様は、もどかしく、そしてとても悲しかった。特に、スパイディことピーターが消えていくシーンではトニーに「気分が悪い。嫌だ。消えたくない。ごめんなさい。」とまだ若い彼ならではの言葉で別れを感じさせる。トニーがピーターを寝かせると間もなく、ピーターは塵と変わり、何も残らない。そして次々と共に戦った仲間たちが消えていく様をトニーはただ見ているしかない。そしてはトニーは生き残るのだった。これほどまでに登場キャラクターの心情を感じたことはなかった。ましてこれはMCU、ヒーロー映画なのだ。こんな経験を大好きなアベンジャーズですることになるとは思いもしなかった。

 

そして最も衝撃だったのは、ここでこの映画IWが終わりを迎えること。

そう、ここからの大逆転が待っているわけではなく、圧倒的敗北

取り返しのつかない展開で幕を閉じるのである。

 

冒頭からエンドロールに至るまで常にクライマックス、常に見せ場が絶え間なく続くのは、圧倒的なキャラクターの魅力に他ならない。そういった意味では、ストーリーにはやや難がある瞬間もあるが、それすら凌駕する映像、展開で強制的に物語を前に進めていく。そんな映画をこれまでも見てきた記憶はあるが、IWはそのどれにもカテゴライズできない、稀有な作品であると断言できる。それは鑑賞後の感情含めて。すでに続編の製作も決まっていることが発表されていることから、その瞬間まで待つほかないわけだが、私が、皆が愛したキャラクター達がどうか"最高の最後"を迎えるような作品を是非とも期待したい。

 

 

 

 

 

 

kenken726は…

(落ち着いてもう一回見よう。)

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