東京喰種:re 3巻レビュー【入れ物なんかじゃない】

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力をつけている喰種集団に立ち向かうため、有馬貴将を超える捜査官を作るべく実践される「クインクス計画」。喰種の能力を駆使して戦う、「まともな人間」ではない彼らを[CCG]局内では穿った見方をする見方をする者も少なくない。その指導者である佐々木琲世は、様々な事情を抱えて集まった4人の問題児たちと共に、喰種「ナッツクラッカー」の捜査へ。六月の潜入捜査と鈴屋班の捜査により、”オークション”に駆逐対象喰種が現れることが判明。そこへアオギリの樹も現れ、戦局は激化し…!?

 

※以下ネタバレ含みます。

 

 

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3巻のみどころ

◯赫子の使い方

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喰種の使う赫子には羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫と種類がありますが、これまでの東京喰種ではそれぞれの赫子を使った特徴的な戦闘や連携を数多く描いてきました。今回の3巻では、赫子を切り離す、自動反応といった新たな使い方/可能性を描いています。もしかすると昔から存在はしていたのかも知れませんが。

 

◯オウル(瀧澤)の壊れた精神

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かつて捜査官だった頃に自分が講義したアカデミー生に向けて滾々と恐怖について語るオウル。喰種化しながらかつての記憶を残しているのは、琲世もとい金木を彷彿とさせます。”唯一の成功体”と言われていることからも、個体の意識を残したまま喰種としての力も手に入れることを成功としていたのかもしれません。喰種捜査官として頂点を目指していた彼が、喰種となって”作られた喰種”の頂点を目指す。皮肉なものです。

 

◯迫力の戦闘シーン

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成長したヒナミは両親のハイブリットとされる赫子の扱いにも慣れ、オウルの攻撃をいなすまでの戦闘力を発揮しています。琲世もオウルとの戦闘のなかで、クインケではなく、金木と同じ赫子を存分に使い、移動/打撃と繰り出す様は手に汗を握ります。複数箇所で同時に戦闘が起こっていることで戦力は分散しながらもこの迫力、さすがです。

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◯琲世と金木

オウルとの戦闘の最中、琲世は遂に自らの内に潜む金木を受け入れ、力を望みます。そのトリガーというわけではないですが、ヤモリ、そして金木がしきりに行っていた癖である、関節を鳴らす描写もありました。ヤモリと金木の戦闘の際には、金木とリゼが、そして今回の戦闘の際には琲世と金木が同じように意識下で会話し、力に得るに至りましたが、”自らに潜む何か”という点では、ナルトと九尾:クラマの関係もふと思い出されました。ナルトとクラマは最終的に互いに力を与え合う仲になりますが、琲世と金木も同じような関係性に向かうのかな、なんて。

 

総評

”オークション掃討作戦”を舞台としながら、主要キャラクターがわんさか登場の一巻といえましょう。また、オウルの登場や琲世の葛藤、そしてヒナミの所有権など、これまた次の4巻に繋がる展開ばかり。正統派バトルものではないものの、やはり戦闘シーンがあると見入ります。また、東京喰種と比べ、reの戦闘シーンは綺麗な戦闘シーンよりも、ややグロテスクな、狂気的な戦闘が多いのも印象的です。

 

 

 

kenken726は…

(赫子の特徴や長短の紹介では尾赫が万能感ありましたが、なんだんだ麟赫が一強。)

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