【やっと観れた】Plastic Love Story感想(ネタバレ含みます)

こんにちは
けんけんです。(@takotako726

関東圏はすごい雪ですね…。10年以上、北陸で過ごした私としてもこうまで降ると出不精になるもの。今日はおとなしくブログでも書いています。

さて、今日は昨日(2/7)下北沢のTollywoodという劇場で映画を観てきました。

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インディーズ映画界の雄・中川龍太郎さんの作品、Plastic Love Story見てきました。制作・企画はTokyo New Cinemaさん。

まずはじめに驚いたのは監督の年齢。1990年生まれってことは多く見積もっても2歳しか違わないじゃないですか!年齢がすべてではない(特に芸術の世界ではそうなのかも)とはわかっていながら驚きました。

そんなことはさておき。肝心の映画の感想です。なんというか難しかった。でも最中に退屈することなんてなかったし、終わりに近づくにつれてどんどん引き込まれていきました。

トーリの軸となるのは恵理、理奈、奏恵という3人の女性。交わることはない3人の人生を同時進行的視点で描いていました(ザッピングっていうのか?)。共通点はたぶん「愛」。たぶんを付けたのは自信がないからです。笑

かっこいいこと言うなら「愛するとか、愛されるって何」とか「その愛は本物?」って印象。愛されていると確信していた人の愛を確かめる話、自分を愛してくれる人を愛そうとする話、惹かれながら自分がひとりであることを再認識する話。どの話も誰にでも起こりうることで、この世界のどこかで今も起こっているかもしれない。そして最後には…。あんまり言い過ぎると怒られる気もするので。笑

難しくこねくり回してもしょうがない、というかうまく言葉にできない。難しく考えずにただ「愛」の物語を楽しむべきだったと、今は思います。目を背けたいような、逃げたくなるような。でも本当は誰もが持っている部分で。この3人、映画全体を「美しい」と感じたのはそういう人間の普遍的な部分に触れているからなのか、とか思ったり。

こういう感情とか考えとかを話したりすることはできても、映像にしたり、言葉にすることは難しい。この感想だって全然まとまってないし。だからこそ、このPlastic Love Storyの監督である中川さんには頑張ってほしいと思った。次回作もあるみたいですし。

役者さんも魅力的な方ばかりでした。個人的には潔役の俳優さんがすごかった…。主演の女優さんたちも表情だけじゃなく、声だったり、視線だけでいろんな感情を表現していて「すごい」って普通に思ってしまいました。すごいなあ…。

後に昨日の劇場の写真をいくつか。とってもいい雰囲気の空間でした。また行きたいな。

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